ACS SASSI 1-Day ワークショップ Dec.2019 で
JEAC4601準拠機能を紹介
地盤-構造連成耐震解析ソフトウェア ACS SASSI の最新技術情報を提供するワークショップを2019年12月10日に開催しました。
ACS SASSI 1-Day ワークショップ Dec. 2019
さる2019年12月10日、GP Technologies, Inc.(米国GPTech社)CEOのダン・ジオセル博士が来日し、地盤-構造連成耐震解析ソフトACS SASSIの最新情報を提供するワークショップが催されました。
ワークショップでは、ACS SASSI バージョン4.1の新機能、新事例の紹介と、開発中のJEAC4601-2015(日本の原子力発電所耐震設計技術指針) 対応機能に関する現状報告が行われ、国内ユーザをはじめ多くの耐震解析技術関係者にご参加いただきました。
新機能の紹介では、高粘性ダンパーによる免震装置モデル要素(HVD要素)、SSI解析にANSYS要素を用いる際の機能拡張オプション(Option AA-REDUCE)、地盤応答スペクトル入力を地盤パワースペクトル密度入力に変換するランダム振動理論アルゴリズムと確率論的シミュレーションアルゴリズムの組み合わせ(Option RVT-SIM)などが解説され、新しい事例として杭基礎RB構造物のSSI解析が紹介されました。
JEAC4601-2015準拠機能の開発が進行中
米国GPTech社では、JEAC4601-2015(日本の原子力発電所耐震設計技術指針)に準拠した解析機能の開発が進められており、ワークショップでは、基礎浮き上がり解析機能とRC構造物の非線形特性機能について解説が行われました。基礎浮き上がり解析機能追加は2020年第1四半期に、RC構造物の非線形特性機能は同第2四半期のリリースでACS SASSIに実装される予定で、2020年春にはこれらの詳細報告を目的としたワークショップが行われる予定です。
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