設計・製造ソリューション展2022 出展レポート

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株式会社テラバイト

株式会社テラバイト

2022年6月22日から3日間、東京ビッグサイトで「日本ものづくりワールド」が開催されました。
当社はこの中の展示会、「設計・製造ソリューション展」にブース出展しました。

日本ものづくりワールド、久しぶりの出展でした

 2022年6月22日から3日間、東京ビッグサイトで「日本ものづくりワールド / 設計・製造ソリューション展」が開催されました。当社は設計・製造ソリューション展にブース出展しました。

 この2年間、コロナ緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がたびたび発令され、展示会は規模縮小を余儀なくされるなど大きな影響を受けてきましたが、今回はコロナ関連措置が発令されていないノーマルな期間に開催された貴重な機会となりました。

 当社ブースにご来場いただいたお客様に、この場をお借りして御礼申しあげます。

 本出展内容は別のページに紹介しています。ぜひご覧ください。


来場者数が回復し、展示会は復活

 さて、以下に、今回の展示会で感じたことを書いてみたいと思います。

 会期3日間、私は展示会場で、多くの人が展示会に戻ってきたことを実感しました。

 この展示会では大勢の人が通路を行き交い、思ったように歩けない状態が復活していました。少し前まで、会場は閑古鳥が鳴き、どこにでもスタスタ歩いて移動できる印象でしたが、それはもう以前の話と心得たほうがよさそうです。出展ブースでも、忙しい時間帯はスタッフ全員で接客しても足らず、ブース周りに説明を求めて人だかりができますが、今年はこれが何度も発生していました。ふらっとブースに入ってくる人の多くはそのままふらっと出てゆきますが、今年はそういう人は少なく、何らかの探し物をもって来ている人が多い印象でした。過去出展のピーク時に比べると接客数は半数程度でしたが、ブース内で具体的なテーマを相談されるケースも相当数あり、私たちが展示会出展に期待する商談の種、実のあるリーズが沢山得られました。我々が出展する展示会に、日本各地からソリューションを求めて大勢の方が集まってくださったという事を、新鮮な喜びで捉えることができました。

 展示会の終了後、今年の来場者は49,261人と主催者発表がありました。ピーク時が2018年の8.8万人ですから、その55%に相当し、ピーク時の5割強まで人出が回復したということになります。推測ですが、展示会に使っている会場面積はピーク時の半分程度で、ピーク時と変わらない人口密度だったことになります。これは会場で体感した混雑ぶりと印象は合致しています。

 20年以上、ほぼ毎年出展してきた担当者として、5万人の製造業従事者・関係者が展示会に戻ってきたことを素直に喜びました。



受難だらけの「日本ものづくりワールド」

 これまで毎年6月に開催されていた「日本ものづくりワールド」ですが、2020東京オリンピック大会の影響で2019年は2月に前倒しで開催され、同一年度内の2回目の開催となったせいで来場者数は6.6万人に減りました。2018年6月の開催回が 8.8万人ですので、動員数は前回比▲25%となりました。

 翌2020年2月の開催回はコロナ危機の真っ最中という最悪のタイミングでした。WHOがパンデミックを宣言し、日本政府もスポーツ/文化イベントの開催中止・延期を要請するなかで、出展企業側の判断で展示中止や展示会視察中止が相次ぎ、来場者は1万人に激減しました(前回比▲85% )。さらに翌2021年2月は緊急事態宣言下の開催で来場者は8千人にとどまって(同▲20% )3年連続で来場者数を減らしました。また、2018年のピーク時に2580社あった出展社は2021年には700社にまで減り、魅力を欠くイベントになってゆきました。

 この時期は、どの展示会でも規模縮小が起きていました。展示会の行く末を心配する声が聞こえ、バーチャル展示会など新しい手法を用いた企画が試験的に実施されて、大きな社会現象になりました。ただ、新しい手法は、運営会社にも未経験の「新しい」領域で、多くが企画倒れに終わり、業界では大きな問題になりました。

 2022年3月に開催された設計・製造ソリューション展は、それまでの縮小基調を受け継いで出展社数は350社にまで落ち込みましたが、来場者数は2万人に回復し、今後の動向を占うターニングポイントとして注目されました。 2022年3月は第六波の終息が見え始めた時期で、日本社会がコロナ禍への心理抵抗力を獲得し、「もはやコロナを恐れる必要はない」というコロナ・パニック終焉の空気が定着しはじめた時だったと思います。政府や自治体の行動規制も解け、緊急宣言もまん防も出ていない、コロナ前の元気で健全な心境を取り戻した人々が「リアル活動の再開」に大きく舵を切り、展示会の最新状況を視察に行ってみようと考えた。それが来場者の増加に現れたのだと思います。

 そして、 2022年6月に今回の「日本ものづくりワールド」が開催されました。来場者数は49,261人で、前回2万人の2.5倍に増えました。そして、注目すべきは出展社数が1,210社に回復したという事。これは前回の350社の3.5倍で、これまで出展を見合わせていた企業の多くが展示会活動を再開したことが伺い知れます。

 過去ピークの48%まで出展企業数が回復し、過去ピークの55%まで来場者数が回復したというデータと、先に記した内容の充実(会場の混雑、来場者の熱心な情報収集意欲)を掛け合わせれば、冒頭の持論「展示会が復活した」に至る、という訳です。


リアルに勝るものはない

 人は、物々交換で交易を行っていた古代より、相手の目を見て交渉し、顔色を読んで駆け引きしてきました。五感を鍛え、五感をフルに働かせて相手の信用を判断してきました。バーチャルな環境では五感が利かず、人は急には変われない。コロナ狂騒曲で得たものは、リアルな面談に勝る方法はないという教訓ではなかったかと思います。




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