JSTAMP/NV
製品紹介
概要
JSTAMP/NVは、設計者向けのプレス成形シミュレーションツールです。
わかりやすく操作性の高いインターフェースと高精度な解析機能を実装し、高度なプレス成形解析を設計者の手でおこなっていただくことが可能です。 解析未経験者でも、容易に精度の高いプレス成形解析を実施可能となり、コンピュータ上でさまざまな設計検討をおこなっていただけます。
JSTAMPは、実工程の流れに則したわかりやすい日本語インターフェースを備え、解析未経験者でも、容易にお使いいただけるソフトウェアです。
※JSTAMP/NVには、プレス成形逆解析シミュレーションツールJSTAMP/LTの機能も含まれております。
特徴
1.わかりやすく扱いやすいインターフェース
1-1.日本語インターフェースによる整理された画面構成

多工程プレスを、工程やパートごとに分類し、それぞれ該当するボタンにて簡単に設定する事が可能です。
未設定の項目は、赤字で表示する事で、完了していない事を作業者に促します。
各設定画面は、日本語によるイメージしやすいメニューで構成されており、容易に各項目の設定を実行していただくことが可能です。
実際の作業の流れに沿って、各設定項目のボタンが配置されております。
1-2.プレス工程専用のプロジェクト管理パネル
例えば、成形→スプリングバック、ブランクホールド→成形→トリム→スプリングバックなどといったいくつかの成形パターンに対して、プロジェクト管理パネルをテンプレートにて準備しております。
このテンプレートによって、目的の解析をより簡易に設定していただけます。 また設定された工程の変更や、プロジェクト管理パネルの各解析工程に対する設定内容の確認・変更も容易に実施可能です。

1-3.多岐にわたるプレス工程設定
以下のような、多岐にわたるプレス工程や成形条件に対応しております。
-
シングルアクション、ダブルアクション、4ピースドロー
-
ドロー、フォーム
-
多段プレス
-
パッド(初圧・終圧)、底づき、ディスタンスブロック
-
液圧ブロー成形、チューブハイドロフォーミング 他
2.充実したプリプロセッサ
2-1. メッシュジェネレータ
JSTAMP/NVは、オートメッシュの作成機能を実装しております。
メッシュの生成パターンも複数準備しており、解析目的に応じて使い分けていただく事が可能となっております。
またCADヒーリング機能を搭載し、CADデータ読込の精度を向上させております。(市販PDQツールspGate(アルモニコス社)を採用)

2-2. プレス成形専用の各種設定画面
プレス成形に特化した条件設定画面を実装しており、各種条件設定をプルダウンメニューでの選択や数値の直接入力にて設定する事が可能です。
そのため、解析に従事されていなかった方でも、設計ツールの一つとして容易にご利用いただけるソフトウェアとなっております。
2-3.材料データベース
約100種類の鋼板やアルミの材料データベースをご利用いただけます。
また必要に応じて個別の材料データを任意に登録する事も可能です。

3.充実した結果評価
3-1. 直観的なアイコン
解析結果専用の評価機能アイコンを採用し、われ、しわ、スプリングバックなど、評価したい内容に対する直接的な結果表示が可能です。

板厚減少率、われ、しわなどといった、プレス成形時に重要な評価を直接おこなっていただける専用アイコンを準備し、容易に結果の評価が可能です。
また、変位や応力といった一般的な解析結果の表示機能も備えております。
3-2. マルチウィンドウによる結果評価の表示
複数の評価画面を同時に表示させたり、アニメーションを連動させる事が可能です。
この機能により、実現象をより直感的にイメージしやすくなり、問題点の把握が容易になります。

複数の結果を同時に表示。
連動したアニメーションで直観的にイメージ可能。
機能
1.評価アイコンを用いたプレス専用の各種評価機能
専用の評価アイコンによって、プレス成形の観点から直接的に結果
をご確認いただく事が可能です。
提供:菊池プレス工業株式会社様
われの評価(板圧減少率)




成形限界線図を用いて、われの評価をしていただく事もできます。
しわの評価



実パネルのしわを「リアル」に再現
2.ブランクライン展開機能
製品形状から高精度なブランク形状を予測可能です。
設計初期の形状検討にご利用頂く事で、設計の効率化に役立ちます。
3.トリムライン展開機能
製品形状とダイフェース形状から、トリムラインの予測をおこないます。
また自動トリムライン補正機能でさらに精度を上げることが可能です。
※本機能は有償オプションです。
4.スプリングバックを含めた形状評価機能
製品データ(CAD)と解析結果(FEM)の比較によって、解析結果と設計値との比較をおこなう事で、プレスの妥当性を確認する事が可能です。
また、スプリングバック予測結果から、見込み金型CADの作成が可能です。
※本機能は有償オプションです。
自動位置合わせ機能により、簡単かつ確実に比較前後のモデルの3次元的な位置合わせを行う事が可能です。
位置合わせは、3点拘束や局所ベストフィットなど、様々な位置合わせ手法を準備しております。
また、自動距離測定機能により、各部位の誤差を簡単に確認いただけます。
スプリングバック予測結果から、見込み金型CADの作成が可能
型見込みによる効果
スプリングバック変位量を、見込みベクトルとして利用し、金型へ織り込む。
5.吉田・上森モデル
高精度なスプリングバック解析を実現する、“吉田・上森材料モデル理論”をベースにした解析モジュールをご利用いただけます。
バウシンガー効果、徐荷ヤング率の塑性ひずみ依存性を考慮しての解析やハイテン材にも対応しております。
※本機能は有償オプションです。
稼働環境
- OS
Windows 10 Pro, Enterprise (64-bit)
- CPU
Intel Core i7, Xeon
- メモリ
16 GB 以上(解析内容による)
- ディスク
インストール時 : 5 GB 以上の空き
実行時 : 解析内容による
- Graphics
OpenGL 対応 ハイスペックモデルが必須
VRAM 2GB以上推奨
動作実績のあるもの : NVIDIA Quadro シリーズ(M2000 など)
- 解像度
1280x1024 以上
- ネットワークカード
必須 (ライセンスシステムに必要)
※ Microsoft PowerPoint が必要です。対応している PowerPoint のバージョンは、2013(32-bit, 64-bit版), 2016(32-bit, 64-bit版), 2019(32-bit, 64-bit版)です。
解析事例
-
片側腹斜筋張力制限がスクワット動作における腰椎椎間関節圧縮力に与える影響
腰部障害との関連が指摘されている腰椎関節への圧縮力がどのように変化するかを検討した、本事例についてご紹介いたします。 -
バーチャルEMGを用いた筋活動量フィードバック型アクティブアシストデバイスのモデル化
筋骨格モデル上に仮想的な筋電(以下、バーチャルEMG)を導入し、筋活動量に基づいてアシスト力を制御するアクティブアシスト... -
AnyBodyによる投球動作時の肩甲下筋張力推定
肘下がりを有する投手と有さない投手を比較した試みについてご紹介いたします。
-
SPLYZA Motionのデータを使用したAnyBodyによる筋骨格モデル解析
AIによる動作の解析ができる商用アプリケーション SPLYZA Motion と、同アプリケーションで取得したデータを活... -
異なるマグカップ把持姿勢における手指部に生じる力学的負荷の定量化
日常生活動作のなかでも実施頻度が高いことが想定されるコップ・カップの把持動作を対象として、異なる把持姿勢でコップ・カップ... -
Detailed Hand Modelによる異なる摩擦状態での物体把持
AnyBodyに実装されている静止摩擦力を表現できる反力推定機能と、手詳細モデルであるDetailed Hand Mod...
ソフトウェア技術サポート
お客様の業務へのCAEソフトウェア適用やご導入における疑問は、問合せフォームよりお送りください。当社のCAEコンサルタントがお客さまのご相談を伺い、円滑なCAEソフトウェア導入・立ち上げをサポートいたします。
テラバイトでは、お客様の特定業務に対するCAE立ち上げも含め、結果を出すCAE活用をおこなうための、お客様の環境に合わせたご支援を「CAEコンサルティング」として承っております。詳しくはお問合せください。
ご相談・資料の請求はこちら
製品やサービスに関するご相談、導入に関するご質問等お気軽にお問い合わせください。
各種資料をご希望の方は、資料請求フォームよりお申し込みいただけます。