Case

解析事例

トンネル内の電波伝搬解析

トンネル内の電波伝搬解析サムネイル画像

1.概要

 トンネルシナリオを解析した事例を紹介します。図1にトンネルの解析モデルを示します。図1-1は平面図、図1-2は断面図です。断面図の内部に表記されている直線は電波伝搬解析での予測面です。

 

 平面におけるトンネルのトラックは複数のノードによって定義し、ノード間は直線またはスプライン曲線で接続します。断面におけるトンネルの外形は、直線や円弧の描画ツールを使って作成します。

 

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    図1-1 平面図
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    図1-2 断面図

2.電波伝搬解析の結果

 図2に解析結果を示します。送信機は、動作周波数2GHz、送信電力10Wで、アンテナの指向性は等方性です。送信機の位置は、図2-1ではトンネル左側の入口の近く、図2-2ではトンネルの中央部、図2-3ではトンネル右側の出口の近くです。

伝搬モデルはDPM (Dominant Path Model)を使用し、トンネル内の伝搬方向の最大減衰量を13dBに設定しています。 

  • win6-3
    図2-1 受信電力
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    図2-2 受信電力
  • win6-5
    図2-3 受信電力

 送信機からの電波はトンネル内部に閉じ込められていて、トンネルの出入口から外部に漏洩することがわかります。

 次に、送信機がトンネル中央部にあるモデルについて、トンネル内の伝搬方向の最大減衰量の設定値を変えて解析した結果を示します。図3-1は最大減衰量を6dBに、図3-2は最大減衰量を3dBに設定して解析した結果です。

  • win6-6
    図3-1 受信電力 (トンネル内の最大減衰量 6dBm)
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    図3-2 受信電力 (トンネル内の最大減衰量 3dBm)

  図2-2、図3-1、図3-2を比較することで、トンネル内の伝搬方向の最大減衰量の設定値が小さくなるほどトンネル出入口からの漏洩電波が強くなり、電波がトンネル周囲に広がっていることを確認できます。 

 

 

 

 

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